2018年11月17日(土)、「はじめての中国茶会(第2回)」を開催いたしました。
●当日の講師:美甘真理子
●ミニスイーツ:KUMI茶菓さんのブラウニー&クッキー、ナッツ&ドライフルーツ3種
◎第一のお茶「太平猴魁」
緑茶の一種で、産地は安徽省の黄山市猴坑地方です。このお茶は安徽省を代表する尖形緑茶という種類に属し、清朝の頃初めて作られました。
茶葉のサイズは最大6cmにも達し、緑茶の中では最大級の茶葉です。お茶を淹れた際の茶葉はとても美しく、水中で茶葉がゆっくりと揺れ動く様子を鑑賞することができます。
◎第二のお茶「君山銀針」
中国茶の中でも非常に珍しい「黄茶」というグループに属します。特に「君山銀針」は黄茶の中でも最高級のもので、清朝では皇帝への献上品として用いられてきました。生産量が年間数百キロしか収穫できないため、現在でもその貴重さは変わらず、限られた人しか入手できません。
◎第三のお茶「王妃祁門紅茶」
安徽省の祁門県で生産されています。祁門紅茶はインドのダージリン、スリランカのウバと並ぶ「世界三大紅茶」の一つです。金色の新芽が多く含まれ、紅茶特有の渋みに新芽の甘さが加わった最高級の味わいが楽しめます。
第2回目の「はじめての中国茶会」は、年齢幅も小学生~妙齢の方まで幅広く参加していただき、また男性も2名ご参加いただけました。今回は特に珍しいお茶が多かったので、中国茶に慣れ親しんだ方にも楽しんでいただけたかと思います。
次回「はじめての中国茶会(第3回)」は12月15日14時~を予定しています。
詳しくはこちらをご覧ください。現在参加者募集中です。