「更年期」と聞くと、
なんとなく同じような症状を思い浮かべるかもしれません。
ほてりや発汗、イライラ、眠れない夜。
けれど実際には――
- のぼせが強い人
- ひたすら冷える人
- 気分が落ち込みやすい人
- とにかく疲れが抜けない人
同じ年代でも、現れる不調は本当にさまざまです。
では、なぜこんなにも違いがあるのでしょうか。
更年期は「きっかけ」にすぎない
更年期の不調は、
女性ホルモンの変化が大きなきっかけになります。
けれど、それはあくまで“引き金”のようなもの。
もともと体のどこに負担がかかっていたのか。
どんな生活をしてきたのか。
どんな性格で、どんな我慢をしてきたのか。
それによって、出てくる症状は変わります。
つまり――
更年期は、これまでの体の履歴書が表に出てくる時期
とも言えるのです。
体質という「土台」がある
東洋医学では、
不調を「体質の偏り」として捉えます。
たとえば、
- もともと冷えやすい体質
- ストレスを溜め込みやすい体質
- 胃腸が弱りやすい体質
- 血が不足しやすい体質
こうした土台があるところに、
更年期という変化が重なると、
それぞれ違った形で不調が現れます。
同じ“更年期”でも、
体の中で起きていることは同じではありません。
「みんなと同じ」でなくていい
周囲の友人が
「私はほてりだけだったよ」
「サプリを飲んだら落ち着いたよ」
と言っていたとしても、
それがそのまま自分に当てはまるとは限りません。
比べれば比べるほど、
「私はなぜこんなにしんどいのだろう」
という思いが強くなってしまうこともあります。
けれど大切なのは、
あなたの体がどういう状態にあるかです。
更年期は、競争ではありません。
比べるものでもありません。
対処法が「合わない」理由
市販薬やサプリ、漢方薬。
さまざまな選択肢があります。
けれど、
- 友人には効いたのに自分には効かない
- 飲んでみたけれど、変化が分からない
ということも少なくありません。
それは、
選んだものが悪いのではなく、
体質に合っていなかった可能性があります。
体の状態が違えば、
必要なアプローチも違います。

不調は「体からのメッセージ」
更年期の不調は、
決して突然やってくるわけではありません。
これまで無理をしてきた部分、
後回しにしてきた疲れ。
それが表に出やすい時期が、
ちょうど更年期なのかもしれません。
そう考えると、
この時期は「終わり」ではなく、
整え直すタイミングとも言えます。
自分の体を、少し丁寧に見る
「更年期だから仕方ない」
で終わらせるのではなく、
- 私はどんな体質なのだろう
- どこが弱りやすいのだろう
- 何を無理してきたのだろう
そんなふうに、自分の体を見つめる時間が
これからの10年、20年を左右することもあります。
一人で抱え込まず、
一人で判断しすぎず。
自分の体を、少し丁寧に扱うことから
始めてみませんか。
これから少しずつ
これからこのブログでは、
体質による違いや、整え方のヒントも少しずつお伝えしていきます。
ご自身の体を知る材料として、
気になるテーマから、ゆっくり読んでいただけたら嬉しいです。

